不動産サービスの評判・口コミまとめ

不動産テックから昔ながらの不動産サービスまで気ままに評論します

コンドミニアムアセットマネジメントの評判と口コミ

不動産投資市場も大分冷え込んできたので、そろそろ新しい物件に触手が伸びる今日この頃。

 

そんな訳で付き合いのある投資系不動産会社と打ち合わせしていたら「コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社」という中古マンションを専門に扱う不動産会社の評判を聞きました。

 

なんでも最近、居住用の中古マンションの取引をこの会社と行ったが、担当者のレベルが非常に高くて感心したとのこと(私は、お前さん、投資物件だけじゃなく、居住用レジもやってたんかい!と驚きましたが 笑)。

 

不動産会社さんからも評判が良いとは、コンドミニアム・アセットマネジメント社さん、やりますね。

 

不動産仲介会社は個人商店の集まりのようなものなので、普通は、担当者のレベルは1つの不動産会社の中でもマチマチなのが実情。

いかに優れた担当者、良い意味で不動産会社らしくない不動産営業マンに出会えるかがキモと言えます。

なんでも、その会社はCondominium AssetManagement (コンドミニアムアセットマネジメント:略してCoAM)という考え方を提唱しており、買って終わりではなく、買った後の中古マンションの資産価値に注目しているとのこと。

 

それで

なんですね。

 

コンドミニアムアセットマネジメントでは賃貸と比べて本当に購入の方が得か将来の価格推定マンションの管理状態などから、複合的に判断する手法とのことです。

 

営業マンの採用を極めて厳しくして厳選採用を行い、独自のノウハウで更にサービス品質を高めているようです。

 

私の付き合いがある営業マンいわく、物件見学の時から長期修繕計画、重要事項に関わる調査報告書の内容を確認しており、非常にマジメな営業マンでビックリしたそうです。

 

中古マンションというと簡単に考えられがちですが、複数人が1つの建物に住むのですから、戸建とは全く別の考え方が必要です。


自分一人で使う専有部分と、マンションの居住人全員で使う共用部分という考え方。規約共用部分と法廷共用部分の違い。

マンションのルールブックである管理規約。

マンションの資産価値を左右する長期修繕計画(一般の人に読みやすいかは別)と実際の管理状態。

マンションの実際の様子が書いてある総会議事録(一般の人に読みやすいかはこれまた別)

敷地権や土地の持分なんかも、勉強しだすと非常に奥が深い。古い中古マンションなのに、土地の持分が多くてやたらと税金が高かったりw

 

わざわざ「区分所有法」っていう法律があるぐらいですからね。

 

そういうマンションで考えるべき点を全部シカトして契約しちゃうことも可能ですが、マンションを買った後のことも考えるのであれば、確かに考えてしかるべきですね。

 

しかしここまで確認するとなると、コンドミニアムアセットマネジメント社さんは仕事多くなるし、専門知識が沢山必要で大変だろうなぁと思いましたが、どうやら東京・神奈川の中古マンション売買に特化することでオペレーションを整備しているみたいですね。

かしこいやり方だと思います。

 

仕事の幅を広げ過ぎると、ロクな事がありませんからね。

 

調べてみたら、Condominium AssetManagementを提唱している創業者の方は、業界最大手を含むマンション管理会社を複数経験しているみたいです。自分自身でも幾度の中古マンション売買をしており、理事長経験もあるので、中古マンションのことは何でも分かっているんでしょうね。

 

昔は家は買って終わりでしたが、先行きが不透明(透明な時代なんて無かったと思いますが)で、しっかり未来のことを考えなければいけない今の世の中では、不動産に対しても、将来のことを考えるのは賛成です。

 

私が大好きな不動産投資であれば、出口(売却・保有など)を考えるのは当たり前のこと。

まぁ住宅ローンに比べて遥かに高い金利でしか不動産投資は行えませんし、賃貸の空室リスクもあるので、シビアにアセット=資産の取り扱い方を考えるのは当然です(最近、素人の方が不動産投資に手をだして困ったことになるケースが相次いでいますが…)


一方で居住用の中古マンションなんて

  • 金利は安い(1%以下!不動産投資なんて2%以上!)
  • 家賃がかからない(不動産投資は住むところが別途必要)
  • 所得税・住民税の減税がある
  • 住宅ローンを支払い終わったら格安で住めて老後も安心

といいことづくめだから、買えるんだったら、買った方がいいのですが、それでもしっかり資産価値はシミュレーションしておいた方がいいでしょう。

 

子供の人数が増えてもっと部屋の数が必要になったり、逆に何らかの理由でマンションを売る必要が出てきたり…。人生は何が起きるか分からないものです。

 

そんな時にお金に困らないためにも、客観的な視点でコンサルティングをしてくれるサービスは魅力的ですね。

 

アメリカ人と話すと、彼らはいつも家を売ることを考えていて、過度なリノベーションなんかも極力しないようにしています(大金持ちは別)。

まぁいつでもリンクドインでもっと良いポジションはないかと探し、あったら即転職!というお国柄ですから、一概には言えないと思いますが、こういう出口戦略は日本人も考えた方がお得でしょう。

 

これからの世の中ではマンションの資産価値を考えて購入する、不動産エージェントも資産価値を踏まえて提案するのが一般的になっていくのではないでしょうか。

 

あと面白いなぁと思ったのが、この会社さんがやっているJourney(ジャーニー)というサービス。マンション探しの旅ということで「Journey(ジャーニー)」という呼び名を使っているみたいです。

 

お客さんの条件整理をしながら「そもそもどこで買うべきか?」「なにを重視して買うのか?」などをコンサルティングするサービスとのこと。

こういうサービスは、お客さん目線+相場データがないと出来ませんね。

 

基本的に不動産屋さんは、出来れば自社の物件を売りたいものですし、お客さんが耳年増になるのも嫌がる。

物件の紹介セミナーではなく、こういう客観的なコンサルティングサービスは、いままでなかったですね(新築マンション紹介セミナーや投資マンション紹介セミナーはたくさんありますが・・・)。

コンドミニアムアセットマネジメントの評判が良いのも納得です。